Skip to main content

ブログ

ホーム ブログ また、会いましょう

また、会いましょう

私は30年近くこの仕事に携わってきましたが、昔と今では葬儀という儀式も大きく変化をしてきました。
まず、葬儀の規模が年々小さくなってきました。
私が新人の頃は、会葬御礼品のご注文が少なくても100個は出ていました。ご遺族はもちろんご親戚、ご近所、会社関係の方など、葬儀に参列するのが当たり前でした。
現在では、家族葬、近親者葬、密葬が当たり前になっています。さらにコロナで拍車をかけています。その要因は様々ですが、一番は、次の世代の方たちに負担をかけたくないという理由があると思います。
葬儀でご近所や会社の方にお世話にると、今度立場が反対になった時には、お返しをしなくてはいけません!
そんなことを次の世代の方に残したくない!そんな理由もあると思います。
しかし、考えてみると日本は戦後、お互い助け合って復興してきたわけですが、そんな文化も薄れてきていることは複雑な思いになります。
しかし、世の中の流れには逆らえないのが現実です。
そんな中で、今、一番良いカタチの葬儀をご提供させていただくことが私たちの仕事です。
そして、死、に対する考え方が変わってきました。
昔は、死とか葬儀というのは大変縁起が悪い、絶対に口に出してはいけないというような風潮でした。
目の前に死にそうなおじいちゃんがいても絶対に縁起が悪いことは言ってはいけない、そう教えられました。
しかし、今は、死とは必ずだれにも訪れるもので、決して縁起が悪いことではないというような考え方に変化をしてきたような気がします。
生老病死、人は生れたら老いて病気になって死んでゆく。
私はこの生老病死から逃れられた人は、人類の歴史上存在しないと思っています。
仏教の教えで、達磨大師は150年生きられたとありますが、現在は歴史上の人物になられておられます。
長いようで短い、生老病死の宿命の中で人は運命を切り開き、大変なことや幸せなことを沢山経験していき
いつの日か 死、という現実と向き合う時が来ます。
お別れのお手伝いをさせていただく中で、心の中で必ず、唱えることは、少し先に逝って待っててくださいね、私たちも必ず逝きますから、お疲れさまでした。
そして、また、会いましょう!と・・・・・

感謝。



ご葬儀や費用のこと、
お気軽にお問い合わせください
急を要する場合や、
些細な質問でも構いません。
先ずは、ご連絡ください。