私達は、コロナ前はよく安くて美味しいお店を求めて、
空いた時間は食事をしに行っていました。
広島が多いのですが、そこには勝ち組と負け組の
お店がはっきりとしています。
多くの人が行き来する街で、いつも人であふれ
かえっているお店と、いつも人が入っていないお店、
その差は何なのか私達は分析します。
それはちょっとした考え方の違いのように素人ながらに
思います。
美味しくないというのは論外ですが、美味しいからと
言って流行っているとは限りません!
悪循環になっているお店は、高いというレッテルを
張られているお店が多いような気がします。
そして、感じが悪い!利益を一番に計算すれば、
どうしても高額になってしまいます。
高級料亭ならまだしも、普通の料理屋がそんな
レッテルを張られてしまえば、口伝えに広がって行き、
やがて客足は途絶え、経費を捻出するために少ない
お客様にさらに高額な請求をしなくては成り立たない、
そうなってしまえば立て直すのは容易ではありません!
どんな客層をターゲットにしているのか?それが
よく分からない!最悪なのは安く見せかけて実は
高かった!
絶対にリピーターはありません!
一方流行っているお店は安くて、美味しい、そして
感じが良い!
そんなお店のオーナーと話す機会があるのですが
「儲かってるの?」と尋ねると、「そうでもないよ、、
赤字の日も有るよ!」と笑顔で答えてくれました。
それでも、不安はないそうです。
何故なら毎日数えきれないほどのお客様が来店されて、
お店はいつも活気に満ち溢れているからだそうです。
オーナーいわく「安くて、そこそこ美味しくて、
感じが良ければ半分は成功したようなものだと思うよ!
その仕組みを作る事が一番大切な事なんだよね!」
と教えてくれました。職種は全く違えど、相通じるものを
感じました。
街を歩いて食事をする事も大切な勉強の一つだと
思いますす。
経営をして行く中で、薄利多売方式に否定的な
考え方は多く聞きます。しかし、私は大賛成です。
何故なら、お客様だけの事を考えれば絶対薄利多売の
方が喜んでいただけると思うからです。
その中で利益が出るか、出ないかは、お客様には
全然関係ありません!
それは経営側の手腕と工夫次第だと私達は考えています。
感謝。