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いつでも、どんな時でも

学生時代に色々なアルバイトをしていました。

お祭りの夜店でお面を売ったり、水道工事や

建設現場などです。その中で一番長く働かせて

いただいた仕事が建設現場です。

重労働で厳しかったですが、時給も高かったし、

色々な所に行けたので、夏休みや春休みの時は、

ほとんど働いていました。そこの会社の

社長さんは、他の会社が受けないような特殊な

仕事を何でも受けていました。景気が良かった

ころなので、いくらでも仕事はあるのに、

人が嫌がる仕事を沢山受けていました。

作業服で海に潜って足場をばらしたり、

車で何時間もかかる現場に行ったり、時給が

高い分仕事も大変でした。

それでも頑張って働きました。今、その経験が

役に立っています。

学生を卒業して会社に就職をしアルバイトを

止めましたが、そのころから景気が悪くなり

建設、建築関係の仕事は特に打撃を受け、

仕事が激減していきました。その中でも、

私がアルバイトをしていた会社は、景気が

良かったころと全く変わらず忙しくされて

いました。それは、景気が良く仕事がいくらでも

あった時に、人が嫌がる仕事を快く受けて

いた社長に、元請けの大手の会社が恩義を感て、 

そこに色々な会社から仕事依頼が集中し、

不景気になっても全くその影響を受けなかった

のです。

今でもその社長さんとお付き合いがあるのです

が、社長さんいわく「いつでも、どんな時

でも、駄目になった時を予測して仕事をして

いないとダメだ!良い時も悪い時も、同じように

一生懸命やるんだ!人と社会は必ず見ている

ものだよ。」そう言われます。

私は、仕事に行き詰った時、その社長さんの 

元をたずねます。そして、社長さん節を

聞かせていただき、また仕事を頑張ります。

(現在は会長さんになられています。)

長い間お世話になっています。これからも

よろしくお願いいたします。  

感謝。



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