「北枕」(ほくまく)は、日本の民間信仰や
風水において、寝るときに枕を北側に向ける
ことを避ける習慣を指します。
これは、古代中国の伝承に由来しており、
北側に向けて寝ると、北風が吹いて寒気が
入り込むことや、北方には亡くなった
祖先がおり、それを冒犯することになると
考えられています。また、風水においても、
北側は陰気が強く、健康や運気に悪影響を
与えるとされています。
ただし、現代の科学的な見地からは、
寝るときに枕を北側に向けることが健康に
悪影響を与えるという科学的根拠はなく、
個人の好みや環境に合わせて自由に寝る
ことができます。
お釈迦様が入滅された時のお姿なので、
むしろ縁起が良いという説もあります。
感謝。