幼いころ父親から聞かされた戦争の話。
父が小学生のころ、アメリカ軍の空襲を受け、
命からがら川に飛び込み命拾いをした事など。
しかし、決して日本は戦争に負けたとは
言いませんでした。
そんな父も私が小学4年生の時に病気で
亡くなりました。
父の兄の伯父は、召集令状を受け、太平洋戦争の
戦火の中に出兵しました。
伯父から聞かされた話は、それは壮絶な実際の
戦場の惨劇の現実でした。
多くの仲間を亡くし、捕虜に取られた後、
絶望の中、生きて故郷の地を踏んだそうです。
伯父は先に逝った仲間のもとに20年前に
旅立ちました。
私達が学習した戦争、しかし、世界的には
色々な賛否があります。
ただ、忘れてはいけない事は、戦争によって
多くの方の尊い命が奪われたことは間違い
ありません!
二度と起こってはいけない事、それは、戦争!
しかし現実は今でも悲しい争いが起こって
います。
「どうか戦争のない世界が来るように」と
祈るよりも、この現実を今の子供たちに伝え、
何万人、何十万人の事を考えるよりも、
目の前の身近な人への思いやりが、小さな
平和から大きな平和へと繋がっていくのでは
ないでしょうか?
私はそんな気がしてなりませんん!
PEACE・・・・・・・平和を祈り、私達に
出来る事を考えながら、今日の8時15分に
祈りを捧げます。
黙祷。