昨日は原爆の日でした。敗戦した日本軍が
最後に行った作戦に「神風特別攻撃隊」があり
ます。ゼロ戦に爆弾を積み込み、敵艦隊目がけて
体当たりをする作戦です。戦争の歴史上類を
見ない作戦で、世界中を驚かせたそうです。
散って行った兵士は様々で家族があり、妻や
子供を残して散った人から17歳の少年までもが
海に散って行きました。「十死零生」それは、
九死に一生もあり得ない、確実に死んでいくと
言う事。
こんな無謀な作戦を一体誰が考えて実行したのか
いまだに、はっきりしていないそうです。
多くの人が犠牲になり、傷ついた戦争は絶対
二度とあってはいけません。
ただ、こんな悲しい、悲惨で誰もが傷ついた
現実があった事は忘れてはいけません。
平和な時代が続き、そして、もっと良い時代が
来る事を心から願います。
以前、知覧特攻記念館を見学した事が
ありますが、その中には犬とたわむれる
笑顔の少年兵の写真がありました。
それは、出撃の前日に撮影された写真だそうです。
満面の笑みでした。
当時は、生きたくても、生きれない、今では
信じられない現実の中で、そんな時代の中で
短い人生を一生懸命、一心不乱に生き抜いた、
先人達・・・・・
私達は、忘れません。
感謝。