お亡くなりになられる方の多くが、ご高齢の
方達です。とくに女性は100歳近い方は少なく
ありません。
昔は人生50年と言われていましたが、今では、
80歳では「早かったね」と言われるような時代に
なりました。
私の叔父や叔母も全員が80歳を超えています。
現在、旅立たれる多くの方は、大正、昭和、
平成と激動の時代を生き抜いてこられた方達です。
私達は、その偉大なる方達の最後のお別れの
お手伝いをさせていただいていますが、
忘れてはいけない事は、今の恵まれた時代を築き、
支えてこられた方達に精一杯の感謝の念を込めて
お手伝いさせていただく事だと思います。
戦争に負けても、身を粉にして働いて戦後わずか
50年で世界一の経済大国と呼ばれた奇跡の国、
日本を創って来られた方達です。最近の日本は
少し元気がありませんが、私達や今の子供達が、
その魂を受け継いでいかなくてはいけません。
そんな方達が旅立たれる時、私達に何ができる
のか?それは、その喪家様によって違いますが
限りなく喪家様の理想とされる、お別れを
お手伝いさせていただく事が、私達の使命だと
考えています。葬儀という儀式は常に変化して
います。しかし、どんなに変化しても、想いは
変わる事はありません。常に自分の親を送る
想いで、これからもスタッフ一同務めてまいり
ます。
感謝。