大手葬儀社を退職して、家族葬専用の葬祭会館を

設立して多くの方のお役に立ちたいと言う想いが

トワ家族葬ホール岩国の始まりでした。

起業前に、当時の同僚や先輩、上司に打ち分けた

ところ10人中10人、50人中50人が口を揃えて

言ってくれたのが、「綺麗ごとだよ、世の中

そんなに甘くない！」と言う厳しい意見でした。

「綺麗ごと」とは、市場の半分以下で低料金の

葬儀を提供し、それでも粗末な商品は一切使わず

家族葬だけに特化し、さらにそこに携わる

全ての人、お客様を初め、従業員、取引先様が

豊かになり、そんな仕組みでも法人税がちゃんと

納められる会社にすること！

正に「綺麗ごと」と言われても当たり前のような

無謀な挑戦でした。

案の定、経営は幾度も暗礁に乗り上げました。

振り返ってみると、暗黒の大海原を手漕ぎボート

で航海に出て行くような行為だったと思います。

葬儀の経験だけで、お金は無い、人脈も無い、

帳簿もつけたことが無い、仕入れ先も手探り、

今考えて見ると我ながら無謀だったと思います。

そんな中、何故乗り越えられたのか？

それは、ご依頼していただいたお客様の励ましの

声でした。「頑張りなさいよ！必ず家族葬をする

人は増えていくから、貴方達のやっている事は

間違いないから、諦めないで頑張るのよ！」

そんな言葉が私達を奮い立たせてくれました。

18年目を迎えた去年、年間のご依頼件数が

自社調べで岩国市でトップになりました。

大したものではありませんが、法人税を納める

事もできました。

綺麗ごとが現実になったかどうかは、私達だけの

判断ではできませんが、ただはっきりしている

のは真面目に誠実に、そして諦めなければ、

それなりのカタチになる事は実感できました。

これからも「綺麗ごと」の実現を追求し、

おごり高ぶる事なく、精進して行きます。

ご依頼していただいた多くの喪家様、故人様、

ありがとうございます。

皆様のことを、私達は忘れません！

いつまでも！いつまでも！

そして、また会いましょう！

感謝。