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葬儀の始まり

現代の私たちにとって、「葬儀」はごく

当たり前の文化です。

けれど、ふと立ち止まって考えると、

この「誰かを見送る」という営みは、

いつから始まったのでしょうか。

葬儀の起源は、なんと数万年前の

旧石器時代にさかのぼるといわれて

います。

世界各地で発見される人骨には、花や

装飾品とともに埋葬された痕跡が残って

おり、それは「ただの死」ではなく、

「誰かを大切に送り出した証」だと考え

られています。

つまり、人類が「死」を意識し、

「想い」を持って見送るようになった

その瞬間から、すでに“葬儀”という行為は

始まっていたのです。

日本においても、縄文時代の遺跡からは

副葬品とともに埋葬された遺骨が見つかって

います。

やがて仏教や神道といった宗教と結びつき、

江戸時代には地域ごとの風習が根付き、

現在のような「葬儀社」が登場するのは

昭和に入ってから。

こうして何千年という時の流れの中で、

形は変われども、本質は変わりません。

それは――

「この人と過ごした時間に、ありがとうを

伝えたい」という、純粋な想い。

トワの葬儀がどんなにコンパクトでも、

形式にこだわらなくても、その根底に

あるのは、人類がずっと大切にしてきた

「祈り」や「想いの継承」です。

だからこそ、私たちはこれからも、

見送りの場に、心を込めて向き合い

続けたいと思います。

感謝。


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