キリスト教式の葬儀やお別れ会で行われる
「献花」。
これは、故人への哀悼と感謝の気持ちを込めて
花を捧げる大切な儀式です。
今回は、正しい献花の作法についてご紹介します。
【献花の流れ】
1. 献花台の前に進みます
• 順番が来たら、静かに一礼して献花台の
前へ進みます。
• 花は、係員から手渡される場合もあれば、
自分で台から取る場合もあります。
2. 花を受け取る・持ち方
• 花を受け取ったら、花が自分側、茎が前方に
向くように両手で持ちます。
• 左手で花、右手で茎を軽く支え、胸の高さに
構えます。
3. 献花を捧げる
• 花を台に捧げるとき、花を手前に回転させて、
茎が祭壇側(故人のほう)に向くようにします。
• そのまま静かに花を台の上に置きます。
4. 黙とう・一礼
• 花を置いた後、胸の前で手を合わせ、故人に
黙とうを捧げます。
• 最後に深く一礼して、静かに席へ戻ります。
【心を込めることが大切】
献花において最も大切なのは、所作の丁寧さ
よりも「心」です。
静かに、故人への想いを花に託し、真心を込めて
手向けましょう。

感謝。