Skip to main content

ブログ

ホーム ブログ 仏壇について

仏壇について

家に仏壇がある――

かつては当たり前の光景でしたが、最近では

「仏壇を置かない家」も増えています。

そもそも、仏壇とは何のためにあるのでしょうか?

ただの飾りではなく、ただの供養の場所でもない。

今日は改めて、「仏壇の意味」について考えて

みましょう。



ご先祖との“つながり”を感じる場所

仏壇は、ご先祖や亡き人々と日々つながる“

心の場所”です。

そこに手を合わせるたびに、「見守ってくれて

ありがとう」

「今日も一日が無事に終わったよ」と、静かに

語りかけることができます。

声に出さずとも、心を向けるだけで――

仏壇は“故人と話せる場所”になります。



家の中の「お寺」

よく「仏壇は家の中のお寺」とも言われます。

それはつまり、日々の暮らしの中で仏様を身近に

感じ、「感謝」「祈り」「反省」「報告」をする

場でもあるということ。

忙しい日々の中で、手を合わせる時間はほんの

数十秒かもしれません。

けれどそのわずかな時間が、自分の心を整え、

目に見えない存在とのつながりを感じさせて

くれるのです。



仏壇は「形式」ではなく「心」

大きな仏壇がなくても、棚の上に小さな写真と

花を飾るだけでもいいのです。

大切なのは、“心を向ける場所があること”。

豪華な仏壇より、日々手を合わせる習慣のほうが、

よほど意味のある供養になるかもしれません。



最後に

仏壇とは、過去を忘れず、今を大切に生き、

未来へとつなぐ「心の拠り所」です。

亡き人との絆は、見えなくなっても、消えること

はありません。

それを確かめる場所――

それが、仏壇の本当の役割なのだと思います。

感謝。


ご葬儀や費用のこと、
お気軽にお問い合わせください
急を要する場合や、
些細な質問でも構いません。
先ずは、ご連絡ください。