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ミスター

長嶋茂雄さんが亡くなられた。

「ミスタープロ野球」と呼ばれた、あの偉大な

背番号3が、ついに天に昇ってしまった。

私にとって、長嶋さんは単なるプロ野球選手では

なかった。

子どもの頃のヒーローであり、憧れであり、そして

生き方そのものに感動を覚える存在だった。

グラウンドを駆ける姿。

ホームランを打ったあと、ベースを回るあの独特な

ステップ。

何かが起こる――

そう思わせる、唯一無二のオーラがあった。

野球をよく知らない子どもでも、「ナガシマ」の

名前だけは知っていた。

テレビに映るその姿に、胸を躍らせた。

「いつかあんな大人になりたい」と、本気で思って

いた。

時代は変わった。

テレビの中のヒーローも、SNSのアイコンも、

どんどん入れ替わっていく。

でも、長嶋茂雄さんだけは、いつまでも色あせ

なかった。

苦しい時代にも、歯を食いしばって前を向き

続けた姿。

病に倒れたあとも、決して「引退」しなかった

その気迫。

あの人は、野球だけでなく「日本人の生き方」を

教えてくれた気がする。

もう一度、あの笑顔が見たかった。

もう一度、「バントのサインは出してないよ」と

おどける姿が見たかった。

でも今は、ただ感謝を伝えたい。

長嶋さん、夢をありがとう。

希望をありがとう。

あなたの背中を見て、私も必死に、自分の道を

歩いてきました。

天国でも、どうかグラウンドの真ん中で、

大きくバットを振り上げてください。

心よりご冥福をお祈りいたします。

感謝。


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