今、注目される「ゼロ葬儀」は、単に葬儀を
行わないだけではありません。
✔ 火葬のみ(直葬)
✔ 親族不在
✔ お骨も引き取らない
✔ 役所と葬儀社(または行政)が火葬と納骨を
代行
このように、「誰からも弔われず、誰にも
引き取られない」
完全に“無縁”の見送り方が現実として起きて
います。
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なぜ“ここまでゼロ”なのか?
1.家族関係の断絶・不在
→ 生涯独身、子どもなし、親族と疎遠など
2.経済的理由
→ 火葬代さえ支払えない生活困窮層の増加
3.孤独死と無縁化の拡大
→ 高齢者の一人暮らしが増え、死亡後も誰にも
気づかれない
4.あえて「残さない」選択
→ 「自分の死にお金や手間をかけてほしくない」
という強い意志
残す=負担という考え方が増えている
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お骨を引き取らないとはどういうことか?
通常、火葬後の遺骨は遺族が骨壺に収めて
持ち帰り、墓地や納骨堂に納めます。
しかしゼロ葬儀では:
•遺骨の引き取りを断る
•公営の合同納骨堂や合葬墓に、行政または
業者が無言で納める
•遺骨の一部は焼却処分されるケースもある
つまり、故人の“痕跡”すら残らないのです。
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それは冷たいことなのか?
そうとは限りません。
•会ったことのない遠い親戚
•長年絶縁していた家族
•生涯独身で一人静かに暮らしていた人
誰にも迷惑をかけず、誰にも縛られず、
静かにこの世を去ることを望む人もいます。
だからこそ、ゼロ葬儀は「時代が生んだ合理的な
最期の形」とも言えます。
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トワ家族葬ホール岩国としてできること
私たちは、“葬儀をする人”だけでなく、“葬儀を
しない人”にも寄り添うべきだと考えています。
•火葬のみをご希望の方
•お骨の引き取りを望まれない方
•誰にも知られずに静かに見送りたい方
どんな最期であっても、そこに人としての尊厳と
配慮を忘れません。
葬儀もまた諸行無常!常に新しいカタチに変わって
行きます。そんな時代の変化と人生模様を共有
させていただき、どんな寂しいお別れでも
最後まで私達は、喪主に成り代わってお手伝いを
させていただきます。
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最後に
「誰にも迷惑をかけたくない」と望んだその人に、
せめて最期は、静かに、誠実に。
それが“ゼロ”でも、見送り方に“ゼロの心”で
あってはならない。
私たちは、たとえ儀式がゼロでも、想いだけは
ゼロにしないことを大切にしています。

感謝。