私たちの世界は、数字ですべてが評価される
世界です。
売上、利益、件数、シェア、成長率…。
数字が伸びれば称賛され、落ちれば叱責される。
それが現実ですし、逃れられないルールでも
あります。
しかし、その数字を作り出しているのは
何でしょうか?
売上は、単に商品やサービスが動いただけでは
ありません。
その裏には、必ず「人の気持ち」があります。
例えば、親切や思いやり。
数字には決して計れないけれど、確かにお客様の
心に残り、次の依頼に繋がる。
一見すると無駄に見える気遣いや、ちょっとした
一言が、大きな信頼を生む。
その積み重ねが、やがて数字となって表れるの
です。
また、机上の空論で学んだ知識は、実践して
みるとすぐに崩れることもあります。
現場でしか得られない感覚や判断力、想定外の
事態にどう向き合うか。
紙に書けない、マニュアルには載らない「経験」
が、仕事を支える大事な柱になります。
数字を伸ばしたいなら、まず目に見えない部分を
大事にする。
目に見えない努力が、やがて数字という形で
返ってくる。
私はそう信じています。

感謝。