朝晩が少しずつ涼しくなり、秋の気配を感じる
ようになってきました。
季節が移ろうように、人の人生もまた、静かに
変化を重ねていきます。
葬儀の場に立ち会うたびに感じるのは、静けさ
の中にある深い祈りです。
ご遺族が手を合わせる瞬間、そこには言葉を
超えた想いが込められています。
「ありがとう」「ごめんね」「また会いましょう」
――その一つひとつの想いが、空気に
溶け込んでいきます。
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想いを届ける形
葬儀には決まった形があるようでいて、実は
ご家族ごとに違った色があります。
あるご家庭では、故人が大好きだった音楽を
流しながら、静かにお別れをしました。
またあるご家庭では、手作りのお手紙や絵を
お棺に入れて、子や孫からの「ありがとう」を
形にされました。
トワ家族葬ホール岩国では、そうした「想いを
届ける工夫」を大切にしています。
形式にとらわれることなく、その人らしい
旅立ちを整えることで、残された方の心も
少しずつ癒されていくからです。
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今日のひとこと
静けさの中にある祈りは、確かに届いています。
9月18日、今日もまた誰かの祈りが、優しく
故人を包んでいるはずです。

感謝。