朝晩の風に秋の気配が混じるようになり
ました。季節が移ろうとき、人の心もまた、
少し立ち止まり、深呼吸をしたくなる
ものです。
仕事や日常に追われていると、自分の中に
ある「静けさ」に耳を傾ける機会は減って
しまいます。しかし、ほんの数分でも手を
止めて心を落ち着けることで、不思議と
新しい発想や力が湧いてくるものです。
葬儀の場に立ち会うとき、そこに流れる
時間はまさに「静けさ」そのものです。
言葉よりも、沈黙や佇まいが大切な意味を
持つ瞬間があります。その空気に触れる
たびに、人は「生きていることの尊さ」に
改めて気づかされるのだと思います。
9月20日もまた、慌ただしさの中にある
一瞬の静けさを大切にし、そこから得られる
力を次の歩みに変えていきたいものです。

感謝。