私たち一人ひとりが持つ「名前」。
それは親や家族が願いを込めて授けてくれた、
大切な贈り物です。文字の形や響き、意味には、
それぞれの家庭の想いや祈りが込められて
います。
「健康で育ってほしい」
「優しい心を持ってほしい」
「困難に負けず、力強く生きてほしい」
そうした願いが、名前の一文字一文字に
宿っています。
例えば、私の場合もそうです。ちなみに私は
「和明(かずあき)」という名前をいただき
ました。「和」は穏やかさや調和、そして
稲の実りを意味し、「明」は未来を照らす
明るさを示しています。両親が「和やかに
人と関わり、明るい人生を歩んでほしい」と
願ってつけてくれたのだと思います。
皆様のお名前にもきっと、深い思いや願いが
込められていることでしょう。改めて自分の
名前の由来を振り返ってみると、ご家族の
愛情を感じられるかもしれません。
名前は、ただの呼び名ではなく「人生の
道しるべ」。その思いを胸に、今日も歩んで
いきたいですね。

感謝。