世界が平和になったらいいな」
「戦争がなくなればいいな」
「みんなが幸せになればいいな」
そう願う気持ちは、とても尊いものです。
そして、思い願うことは誰にでもできます。
けれど、現実を変える力というのは、そんな
大きな願いだけでは動かないことが多いのも
事実です。
世界中の何万人、何億人の幸せを願っても、
今日の現実は1ミリも変わらないかもしれません。
でも——
目の前のたった一人の現実を変えることなら、
今この瞬間からでもできます。
たとえば、困っている人に声をかけること。
悲しんでいる人の話を聞くこと。
疲れている仲間に「大丈夫?」と一言かけること。
その小さな行動が、誰かの心を救い、笑顔を
取り戻し、やがてその笑顔がまた別の誰かを
救うかもしれません。
大きな平和は、遠い国や政治の話ではなく、
目の前の一人を思いやることから始まる。
だから私は、今日もその「一人」に向き合いたい
と思います。
その一人の現実を、少しでも明るくできる
ように。
世界を変えることはできなくても、
“誰かの世界”を変えることはできる。
その積み重ねこそが、いつか本当に“世界を
変える力”になるのだと信じています。

感謝。