近年、「無宗教で葬儀をしたい」「直葬で

お願いします」というご相談が急速に増えて

きました。

直葬とは、宗教儀式を一切行わず、火葬を

目的としてお送りする葬儀のことです。

限られたご家族だけで静かに送りたい場合には、

直葬という選択肢も十分に考えられます。　

しかしながら──

ご親戚の方、ご近所の方が会葬に来られる

可能性がある場合、無宗教の葬儀には注意が

必要です。

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■ 無宗教のお葬式で起こりやすい「違和感」

無宗教とは、開式しても

• お寺様

• 宮司様

• 牧師様

など、どなたも入場されない葬儀のことです。

そのため、開式の合図に合わせて音楽を

流したり、ご家族が望まれる形で進行を

行います。

しかし実際には、ご親戚やご近所の方の

多くは「普通のお葬式」に慣れておられます。

だからこそ、無宗教のお葬儀に参列されると、

「これはどういう葬儀なの？」

と強い違和感を持たれることが多いのです。

そして後日、ご親戚から

「なんであんな葬儀にしたの？」

と指摘され、トラブルに発展するケースを

何度も見てきました。

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■ 宗派が違っても大きな問題にはなりません

会葬に来られる方の宗派は様々です。

しかし、たとえ違う宗派の葬儀であっても、

「信教の自由」があるため、異議を唱えられる

方はほとんどおられません。

ところが──

無宗教葬になると事情が変わります。

「葬儀としての形が無い」ことが原因で、

反対意見が出やすいのです。

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■ 無宗教を希望される本当の理由の多くは…

よく聞く理由が

「どこのお寺とも付き合いがない」

というものです。

実はこの場合、無宗教にしなくても問題あり

ません。

先日も「無宗教で」と希望された方とお話し

していると、「私は弘法大師が好きなので、

その宗派のお寺を紹介してほしい」と言われ、

結果として真言宗のお導師様のもと、立派に

葬儀を執り行われました。

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■ 無宗教が悪いわけではありません

無宗教が間違っているわけでは決してあり

ません。

大切なのは、後悔のないお別れができるか

どうか。

そのために、私たちはあらゆる可能性を

ご説明させていただいています。

ご希望の宗派があれば、その宗派の

• お寺様

• 宮司様

• 牧師様

をご紹介できます。

すでにご縁のある寺院・神社・教会があれば、

そちらにお願いすることが一番です。

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■ すべては「後悔しないお別れ」のために

葬儀は、一度きりです。

やり直しがききません。

だからこそ、「もっとこうしておけばよかった」

と後悔してほしくない。

その思いで、無宗教葬・直葬を含め、あらゆる

ご相談を丁寧に受け止めさせていただいて

います。

どんな小さなことでも、お気軽にご相談

ください。

皆さまが安心して大切な方をお見送りできる

よう、誠心誠意お手伝いさせていただきます。

感謝。