AIの進歩は目覚ましく、文章を書くことも、
音楽を作ることも、写真や映像さえも、AIが
こなす時代になりました。
仕事の多くが効率化され、「人でなくてもいい
仕事」は、これからさらに増えていくでしょう。
しかし、どれだけAIが進歩しても、絶対に代われ
ない仕事があります。
それが、葬儀です。
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葬儀は、単なる「サービス」ではありません。
亡くなられた方の人生と、残されたご家族の
想いと、その場に流れる空気そのものを
受け止める仕事です。
悲しみの深さは、人それぞれ違います。
言葉にならない感情もあります。
涙をこらえる方、気丈に振る舞う方、
ただ黙ってうつむいている方もいます。
その一瞬一瞬を感じ取り、寄り添うことは、
データやマニュアルでは決して判断できません。
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AIは「正解」を出すことはできます。
でも、葬儀に正解はありません。
・今、声をかけるべきか
・そっとしておくべきか
・一歩前に出るべきか
・半歩下がるべきか
それを決めるのは、経験と、人としての感覚と、
心です。
ご家族の表情、声の震え、沈黙の重さ。
それらを感じ取れるのは、人間だけです。
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葬儀の仕事は、「人の死」に向き合う仕事です。
同時に、「生きている人の心」に向き合う
仕事でもあります。
だからこそ、効率やスピードだけでは語れません。
早く終わらせることよりも、後悔が残らない
時間をつくること。
その責任の重さを、私たちは毎回、全身で
受け止めています。
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AIがどれだけ進歩しても、
人の涙を受け止めることはできません。
人の沈黙に寄り添うこともできません。
「大丈夫ですよ」と、心から伝えることも
できません。
それができるのは、同じように悩み、悲しみ、
人生を生きてきた人間だけです。
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私たちは、時代がどれだけ変わっても、
この仕事の本質は変わらないと信じています。
人にしかできない仕事だからこそ、
人として、真剣に向き合い続ける。
それが、私たちが葬儀という仕事に誇りを
持ち続ける理由です。

感謝。