以前、看護師をされているご親族様のお葬儀を
お手伝いさせていただきました。
今回で二度目のご依頼となります。
静かに、しかし凛とした姿勢でご家族を支えて
おられるそのお姿が、とても印象的でした。
お話をさせていただく中で、こんな言葉を
お聞きしました。
「不治の病を治してあげることは出来ません。
でも、最後の最後に“この人に見送られて良かった”
と言っていただけたら、本当に幸せです。
そのために毎日一生懸命努力しています。」
その言葉を聞いた瞬間、胸が熱くなりました。
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人生の最期に携わるということ
私たち葬儀の仕事もまた、人生の最期に
立ち会わせていただく仕事です。
医療の現場で命を支える方。
そして、その命が終焉を迎えたあと、最期の
お別れを整える私たち。
立場は違えど、**「その人らしい最期を守る」
**という想いは同じだと感じました。
看護師という仕事は、体力的にも精神的にも
決して楽ではありません。
それでも、使命感を持ち、誇りを持ち、日々
努力を重ねておられる。
その誠実さ、優しさ、真面目さは、言葉の
端々から伝わってきました。
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見送る側の心が、空気をつくる
お葬儀の場は、不思議なほど「人柄」が空気に
表れます。
今回も、穏やかで温かな空気に包まれていました。
きっと故人様は、「この人に見送ってもらえて
良かった」そう思いながら旅立たれたのでは
ないでしょうか。
そんな気がしてなりません。
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私たちも学び続ける
19年間、365日24時間体制で現場に立ってきた
中で、まだまだ学ぶことは尽きません。
人生の最期に携わる仕事に、改めて身が
引き締まる思いでした。
医療の現場で命に寄り添う方。
葬儀の現場で最期の時間を整える私たち。
それぞれの立場で、ただひたすらに「目の前の
方のために」。
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どうかこれからもお体を大切に。
ますますのご活躍を、心よりお祈り申し上げます。
そして私たちもまた、一件一件、誠実に、
真っ直ぐに、お手伝いをさせていただきます。

感謝。