昔お世話になった先輩とたまに話すのですが、その先輩と私だけが長くサラリーマンをして
いました。バブルの絶頂のころだったのでほとんどの同僚が若くして独立をして会社を興し
ました。当時は私の周りでも、ずいぶん羽振りが良さそうな友人が沢山いました。
そんな中でも私は地道なサラリーマン生活を送っていました。それは、仕事にやりがいを
感じていたし、会社が好きだったからです。
バブル崩壊から数十年、今は当時羽振りが良かった友人たちは残念ながらほとんど
連絡が取れません。先輩と私はいつも「みんな元気にしているのかな~?」と良く話します。
その先輩も長い間ハウスメーカーに勤めて、取締役支店長にまでなられました。
今から16年半前、偶然にもその先輩と、私は、ほぼ同時期に会社を退職して、起業しました。
もちろん会社も業種も違います。話してみると、志も良く似ていました。先輩は、一生に
一度の買い物なので、「絶対に失敗しない家の建て方」を多くの方へコンサルタントして
います。私は「安くても、親切で、良い葬儀」を多くの方へ提供したい、それぞれ道は
違いますが、お互い頑張っています。事業と言うのは決してお金のためだけじゃなく、
いかに多くの方のお役に立ち、社会に貢献できるかだと思います。先輩と会うたびに
それを確認しながらお互い熱く語り合っています。
ここに至るまで多くの方にお世話になり、お力をいただきました。 感謝。