人の一生は、どれほど長くても限りがあります。
その限られた時間の中で、私たちは「何を
残すのか」を問い続けています。
葬儀という儀式は、ただお別れをするための
ものではありません。
生きた証を振り返り、故人から受け取った
想いや言葉を、次の世代へと受け渡す
「命のバトン」だと私は考えています。
あるご家族は、お父さまが生前大切にしていた
日記を、棺にそっと入れられました。
ページをめくると、そこには家族への愛情や、
日々の喜びや悩みが書かれていて、涙と笑顔が
同時にあふれました。
その日記は家族にとって、これからを生きて
いく力となり、忘れられない宝物になった
のです。
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トワ家族葬ホール岩国の役割
私たちは、ただ形式的に葬儀を行うのでは
なく、故人が歩んできた人生を映し出し、
ご遺族の心に寄り添う時間をつくることを
使命としています。
「その人らしい旅立ち」を整えることが、
残された人たちのこれからの生き方に大きな
影響を与えるからです。
誰かが残した想いは、形を変えて、必ず誰かの
心に息づきます。
私たちは、そのつなぎ役であり続けたいと
思っています。
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今日のひとこと
別れは悲しみの中にありますが、その奥には
必ず「受け継がれるもの」があります。
9月17日、今日という日も、誰かの想いが次の
世代に引き継がれているはずです。

感謝。