経験からお伝えしたい「良い葬儀の極意」**
葬儀費用について、「不透明だ」「よく分から
ない」という声を、私は前職を含めると40年近く
葬儀の現場で何度もお聞きしてきました。
では、なぜ不透明と言われるのか?
それには、明確な理由があります。
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■ 総額は、実は “その時になってみないと
分からない”
どれだけ事前相談を重ねていても──
葬儀費用の総額は、当日になって初めて
決まります。
正確に言うと、お通夜が終わり、火葬場に
手配するお弁当の数が確定した時点で、
はじめて総額が確定します。
なぜなら、
• 会葬に来られる人数
• 式場での飲み物の出方
• アテンダントの追加有無
などは、事前には確定できないからです。
これを一般の方が「分かりにくい」と感じ
られるのは当然のことです。
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■ もう一つの大きな理由は「オプション」
事前見積もりでは、低価格帯の商品を揃えた
見積もりが多いのが実情です。
しかし実際その時になると──
担当者から高額な商品を次々と勧められ、
「ここまでは必要ですよ」
「皆さんこれにされています」
と言われ、気付けば事前見積もりとは
かけ離れた金額になる。
こんなケースは決して珍しくありません。
どれだけお金に余裕がある方でも、“良い
気分にはなれない”
しかし、このケースは「最後だから立派にして
あげて良かったね」と後々納得されることが
多いですが、逆は取り返しがつかないケースです。
親切で安い商品だけを勧めた末に
「もっと立派にしてあげたかった」となる
場合が有るのも難しいところです。
これは私が現場で何度も目の当たりにした、
決して大げさではない事実です。
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■ 逆に、こんなケースもあります
担当者が勧める商品をすべて断り、低料金の
ものばかり選ぶと、担当者の態度が急に
悪くなる。
そして、「安く済んだけど、最後まで感じが
悪かった」という感想を言われる方が本当に
多いのです。
これは、お客様にとっても、葬儀社にとっても、
不幸なことだと思います。
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■ 私たちが本当に伝えたいこと
それは「良い葬儀を執り行う方法」
葬儀費用の仕組みを知った上で、どうすれば
後悔なく、安心して、大切な方をお送り
できるのか。
その極意を、私たちは経験からお伝えして
います。
• 何を選ぶべきなのか
• どこを節約しても質は下がらないのか
• 何にお金をかけるべきなのか
• 後悔しないためのポイント
これらを、分かりやすくお話しさせて
いただきます。
葬儀は、一度きり。
だからこそ、皆さまには嫌な思いをして
ほしくありません。
決して葬儀は安いから、高いから良い葬儀ではなく
ご家族の思いがカタチになってはじめて良い葬儀に
なります。
少しでもお役に立てれば幸いです。

感謝。