お別れの時間。
小さな女の子が、おじい様のお顔を見つめ
ながら、声をあげて泣いていました。
その姿を見ていると、幼かった頃の自分の娘と
重なり、思わず胸が熱くなりました。
葬儀のお手伝いをしていると、涙を流す場面に
立ち会うことは少なくありません。
それでも、お孫さんが「おじいちゃん」と
呼びながら精一杯の想いを伝える姿には、
何度経験しても心を打たれます。
幼い頃の記憶は、時が経つにつれて
少しずつ薄れていくかもしれません。
それでも、おじい様からもらった優しさや
温もりは、きっと心の奥深くに残り、
人生の支えになっていくことでしょう。
そして、おじい様もまた、姿は見えなく
なっても、どこかで大切なお孫さんの成長を
優しく見守ってくださっている。
私はそんな気がしてなりません。
お別れは悲しいものですが、愛された記憶は
決して消えることはありません。
その想いは、これからもご家族の心の中で
生き続けていくのだと思います。

感謝。