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玉串

**玉串(たまぐし)**の意義は、神道において

神への敬意や感謝、祈りを表すための重要な

儀式的な行為です。主に神社の祭礼や儀式、

結婚式、葬儀などで行われ、榊(さかき)という

常緑樹に紙垂(しで)をつけたものが使われます。

以下に、玉串の意義を詳しく説明します。

1. **神への捧げもの**

玉串は、榊という神聖な木に紙垂を結んで神に

捧げる「供物(くもつ)」としての役割があり

ます。榊は常緑樹であり、生命力や永遠の象徴と

されています。玉串を神前に捧げることで、神に

対する敬意や感謝、祈りを表現します。

2. **心の清めと祈り**

玉串を捧げる行為は、神に対して自分の心を清め、

謙虚に祈りを捧げることを象徴しています。榊は

神聖な木であり、これを使って自分の祈りや感謝の

気持ちを神に届けると考えられています。玉串を

捧げる際には、心を落ち着けて神への敬意を持ち、

誠意を尽くして祈ります。

3. **自然との一体感**

神道では、自然の中に神が宿るとされており、

榊は自然と人間をつなぐ象徴的な役割を持って

います。玉串を捧げる行為は、人間が自然や神と

一体となり、調和を保つことを意識させるもの

です。神道における自然崇拝の考え方が反映されて

います。

4. **神への感謝と願いの表現**

玉串は、神に感謝を示し、個人の願いを届ける

手段です。結婚式や初宮参り、葬儀など、人生の

節目となる儀式で玉串を捧げることで、神に守護を

願ったり、故人の安らかな旅立ちを祈ったりし

ます。このように、玉串は神とのつながりを

深めるための大切な儀式です。

5. **儀式の一環としての礼儀**

玉串奉奠(たまぐしほうてん)は、神道の儀式に

おける礼儀の一部です。参拝者や参加者が順番に

玉串を神前に捧げることで、神との交流が成立し

ます。玉串を捧げる際には、特定の作法に従い、

右手と左手を使って慎重に奉納します。この行為

そのものが、敬意や礼儀の表れです。

まとめ

玉串の意義は、神に対する敬意、感謝、祈りを

形にした重要な神道の儀式です。榊という神聖な

木を通じて、神に対する謙虚な心や自然との調和を

表現し、人生の節目や特別な機会における感謝や

祈りを神に届けます。玉串奉奠は、神道における

神聖な儀式であり、信仰の深まりと神とのつながり

を象徴する行為です。

感謝。

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