葬儀の場面でよく耳にする「通夜」と「告別式」。
似たように思われがちですが、それぞれに大切な
意味があります。
通夜とは
通夜は、本来「夜通し故人と共に過ごす」こと
から始まった儀式です。
ご遺族や親しい方々が集まり、別れを惜しみ、
語り合い、時に涙しながら、故人との最後の夜を
共にします。
静かな祈りの中に「ありがとう」の思いを込める、
大切な時間といえるでしょう。
告別式とは
一方、告別式は社会的なお別れの場です。
ご遺族だけでなく、ご友人やご近所の方、仕事
関係の方々が集まり、故人を見送り、最後の
ご挨拶をする儀式です。
「これまで本当にお世話になりました」という
感謝の気持ちを、参列者全員で共有する意味が
あります。
家族葬でのかたち
近年では、ごく身近な方だけで通夜・告別式を
行う「家族葬」が増えています。
規模が小さくなっても、本質は変わりません。
大切なのは“形式”ではなく、“心を込めること”
です。
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私たちは、皆さまの「その時」に寄り添い、
心のこもったお別れをお手伝いしています。
大切な方との時間を、どう過ごすか。
その答えは、ご家族ごとに違って構いません。
安心してご相談ください。

感謝。