私は会社に勤めている時、常にイエスマンでした。
上司の言葉に「はい」と答える。
指示にはまず従う。
それが当たり前だと思っていました。
なぜなら、会社にお世話になっている間は、
それが筋だと、そう本能的に感じていたからです。
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心の中には、たくさんの想いがあったのはもちろん、
心の中では「こんな事がしたい!」
「あんなやり方の方がいいのでは?」と、色々
考えていました。
若い頃は愚痴も言いました。
不平不満もありました。
その時、先輩に言われた言葉があります。
「そんなに嫌なら辞めればいいじゃん。
お世話になっている間は、言わない方がいいよ。
会社に失礼だよ。」
あの一言は、今でも胸に残っています。
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自分はどれだけ役に立っているのか?
その時、考えました。
私はどれだけ会社の役に立っているのか?
どれだけ利益を生み出しているのか?
文句を言えるほどの存在なのか?
そう思った時、恥ずかしくなりました。
それ以来、決めました。
いる間は、徹底的にイエスマンでいこう。
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イエスマンは弱さではない
イエスマンは思考停止ではありません。
心の中では考える。
夢を描く。
理想を持つ。
でも、与えられた立場では全力を尽くす。
その姿勢が、結果として信頼につながりました。
先輩方に可愛がられ、仕事を任され、多くを
学ばせてもらいました。
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今の私は経営者ではありません。
立場は変わりました。
環境も変わりました。
けれど、「お世話になっている間は誠実に尽くす」
という姿勢は変わりません。
立場が上か下かは関係ない。
どの場所にいても、全力で役目を果たす。
それが私の生き方です。
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イエスマンだったから今がある
もしあの頃、反発ばかりしていたら、今の自分は
ありません。
あの時間があったからこそ、今の考え方が
あります。
人生はつながっています。
イエスマンだった過去も、今の自分を支える
大切な土台です。
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立場は変わっても、誠実さは変えない。
今日もまた、与えられた場所で全力を尽くします。

感謝。