真夏の暑さが続くこの季節になると、毎年
思い出す景色があります。
私は以前、大手冠婚葬祭互助会で会員様募集の
仕事をしていました。
一軒一軒ご家庭を訪問し、アフターフォローや
新規開拓を行う毎日。
一年の中で一番大変だったのが、この真夏の
時期でした。
午前中にはシャツが汗でびしょ濡れになり、
夕方には体力も気力も使い果たして、くたくた
になっていました。
それでも、お客様から「暑い中、ご苦労さま」
と声を掛けていただいたり、仲間同士で励まし
合ったりしながら、一日一日を乗り越えて
いました。
今振り返ると、あの経験は私にとって何もの
にも代えがたい財産です。
そして、一日の仕事が終わった後、仲間と
立ち寄る行きつけの焼き鳥屋さん。
冷えたビールを飲んだ瞬間の美味しさは、
今でも忘れることができません。
それは、ただビールが美味しかったのでは
なく、一生懸命働いた充実感と、苦労を共に
した仲間がいたからこその味だったのだと
思います。
人は、決して一人では頑張れません。
支えてくれる仲間がいて、励ましてくださる
お客様がいて、自分は成長していけるのだと、
あらためて感じます。
真夏の暑さに包まれるたび、あの頃の先輩、
後輩、そして苦楽を共にした仲間たちの顔が
浮かびます。
あの頃に流した汗も、交わした笑顔も、私に
とって一生の宝物です。
心から、ありがとうございました。

感謝。