お別れの時間が終わり、お柩を閉じさせて
いただこうとした時のことです。
喪主様は、故人様のおそばへ駆け寄られ、
「もう少しだけ…」というお気持ちで、
最後のお別れを惜しまれていました。
とめどなくあふれる涙。
その涙には、私たちには到底計り知ることの
できない、長い年月の思い出や感謝、そして
伝えきれなかった想いが、数え切れないほど
詰まっているのだと思います。
私たちは、その深い悲しみを本当の意味で共有
することはできないかもしれません。
しかし、そのお気持ちに寄り添い、故人様との
最後の時間が悔いのないものとなるよう、
全身全霊でお手伝いをさせていただきます。
ご家族が心を込めて見送られ、「精一杯お別れ
ができた」そう感じていただけたなら、
その悲しみは決して消えることはなくても、
少しずつ穏やかな思い出へと変わっていく
のではないでしょうか。
私たちは今日も、ご家族の大切な想いを胸に、
一つひとつのお別れを大切にお手伝いさせて
いただきます。

感謝。