大正生まれの方々は、大正、昭和、平成、
そして令和と、激動の時代を生き抜いてこられ
ました。
戦争や復興、高度経済成長など、数え切れない
ほどの苦労や困難を乗り越え、今日の豊かな
日本を築いてくださいました。
私たちは、その尊い歩みの上に立ち、
平和な毎日を過ごすことができています。
先日、お見送りさせていただいた方は、
102歳で人生を全うされました。
死因は「老衰」。
病による死ではなく、まるで草木が静かに
役目を終えるように、自然の流れの中で命の
灯を燃やし尽くされた、
穏やかなご最期でした。
まさに、大往生と呼ぶにふさわしい人生
でした。
また一つ、一人の人生の歴史が幕を閉じ
ました。
ご家族の深い愛情に包まれながら旅立たれる
お姿に、私たちも深い敬意を抱かずにはいられ
ません。
人生の最後という、かけがえのない時間に
携わらせていただけることに、私たちは責任と
誇りを持っています。
そして、いつの日か自分自身がその時を迎えた
時、「精一杯生きた」と胸を張って旅立てる
よう、一日一日を大切に、誠実に歩んで
いきたいと思います。

感謝。