観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)は、仏教における
慈悲の象徴で、特に苦しむ人々を救い、慈愛で
包み込む菩薩として知られています。
「観音菩薩」や「観音さま」とも呼ばれ、日本や
中国をはじめとするアジア各地で深く
信仰されています。
観世音菩薩の名前の由来は、**
「世の音(世間の声)を観る」**という意味で、
苦しみの声に耳を傾け、救済を与える存在と
されています。特に観音菩薩は33の姿に
変化して人々の前に現れるとされ、困難に
応じて形を変えながら助けると信じられて
います。
日本では、観音菩薩が祀られる寺院が多く、
参拝者は心の救いや平安を祈願するために
訪れます。また、観音像は多くのバリエーション
があり、千手観音(千本の手で救いを求める
人々に応える姿)、
十一面観音(さまざまな表情を持ち
苦しみに応じる姿)などがよく知られています。
そのお姿に、思わず手を合わさせていただきます。
感謝。