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会葬礼状と会葬御礼品とは?

お葬儀に参列すると、帰り際に小さな品物と

一緒に礼状を受け取ることがあります。

これが「会葬御礼品」と「会葬礼状」です。

どちらも、ご多用の中、故人とのお別れに足を

運んでくださった方へ、感謝の気持ちを伝える

ためのものです。

会葬礼状とは

会葬礼状は、お葬儀に参列してくださった方へ

お渡しするお礼のご挨拶状です。

「ご多用中にもかかわらずご会葬いただき、

誠にありがとうございました」というご遺族

からの感謝を文章にしてお伝えします。

以前は定型的な文章が一般的でしたが、最近

では故人のお人柄や思い出を綴ったオリジナル

の会葬礼状も見られるようになりました。

短い文章であっても、ご家族の気持ちが伝わる

礼状は受け取った方の心にも残ります。

会葬御礼品とは

会葬御礼品は、ご葬儀に参列してくださった

ことへのお礼としてお渡しする品物です。

お茶やコーヒー、海苔、タオル、お菓子など、

日常で使いやすい品物がよく選ばれています。

基本的には香典の金額とは関係なく、参列して

くださったことへのお礼としてお渡しします。

そのため「香典返し」と「会葬御礼品」は

意味が違います。

香典返しとの違い

ここは少し分かりにくいところです。

会葬御礼品は、「ご葬儀に来てくださって

ありがとうございました」という参列への

お礼です。

一方、香典返しは、「ご香典をいただき

ありがとうございました」という香典への

お礼です。

本来はそれぞれ意味の違うものです。

ただし現在では地域や葬儀の形式によって、

香典返しを葬儀当日にお渡しする「即日返し」

も一般的になっています。

家族葬でも必要なのでしょうか

家族葬だから必ず必要、あるいは必要ないと

いう決まりがあるわけではありません。

ごく近いご家族だけのご葬儀なら、会葬御礼品

を用意しない場合もあります。

一方、家族葬であっても親戚や友人、近所の方

などが参列される場合には、会葬礼状や会葬

御礼品を用意されるご家族も多くあります。

大切なのは形式ではなく、「来てくださった

方へどのように感謝を伝えるか」ということ

だと思います。

「ありがとう」を形にする

ご葬儀には、昔からさまざまなしきたりが

あります。

しかし、その一つひとつには意味があります。

会葬礼状も会葬御礼品も、単なる葬儀用品では

ありません。

故人との最後のお別れのために足を運んで 

くださった方へ、「今日は来てくださって

ありがとうございました」というご家族の 

気持ちを形にしたものです。

品物の金額よりも、大切なのはそこに込め

られた感謝の気持ちなのかもしれません。

ご葬儀とは、故人を送る場であると同時に、

人と人とのご縁をあらためて感じる時間でも

あります。

感謝。


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