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人生の長さよりも、心に残るもの

9月9日は「重陽の節句」です。

五節句のひとつで、昔から長寿や健康を願う

日として大切にされてきました。

別名「菊の節句」とも呼ばれ、菊の花を眺め 

ながら長寿を願う風習が伝えられています。

葬儀の仕事をしていますと、さまざまな人生の

お別れに立ち会わせていただきます。

百歳を超えて天寿を全うされた方。

まだ若くして突然、旅立たれた方。

長い闘病生活の末に、静かに旅立たれた方。

人の一生の長さは、誰にも決めることが

できません。

もちろん、誰もが健康で長生きしたいと願い

ます。

しかし大切なのは、何年生きたかだけでは 

なく、「どのように生きたか」ということ

なのかもしれません。

人を大切にしたこと。

家族のために働いたこと。

誰かを笑顔にしたこと。

時には悩み、失敗しながらも、一生懸命に

歩いてきたこと。

葬儀の場でご家族から故人様のお話を伺って

いると、その人が生きてきた証は、残された

人の言葉の中に確かに残っていると感じます。

「よく頑張ったね」

「ありがとう」

「一緒にいられて幸せだった」

そんな言葉には、人生の長さだけでは測れない

深い想いがあります。

長寿を願う重陽の節句。

長く生きることを願うと同時に、今日という 

一日をどう生きるかも大切にしたいものです。

いつか人生を振り返った時、「いい人生

だった」そう思える毎日を積み重ねて

いきたいですね。

そして大切な人との時間を、これからも大事に 
していきたいと思います。

感謝。


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