年々葬儀の平均単価は下がってきています。
長い間この仕事に携わらせていただいて
肌で感じる事は、とうとう葬儀業界も
価格競争の時代になったという実感です。
結婚式では、20年以上前から「ジミ婚」
というあまりお金をかけない結婚式が
主流になりました。
人生の一大イベントの儀式業界にも、
価格競争の波が押し寄せてきました。
その要因は、死に対する考え方の変化や、
核家族化の進行、近所付き合いの減少、
何より生前にほとんどの方が「派手にするな、
無駄なお金は使うな!」そう言い残されて
いる事のように感じます。
私が新人の頃、先輩たちがよく言って
いました。「個人の葬儀屋さんは月に一件
ご依頼があればやって行ける、二件あれば
お金が貯まる、三件あれば蔵が建つ!」
そんな時代でした。
しかし、そんな事が長く続くほど世の中は
あまくありません!
これからは、低料金でも良いサービスを
していかなくては、多くのお客様からの
指示は得られない時代です。
安くて良いのが当たり前!
もっともっと先を見すえたサービスを
目指して行きます。
感謝。