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骨壷にもいろいろな種類があります

お葬式を終え、火葬された後にご遺骨を

納める 「骨壷」。

普段、骨壷を見る機会はほとんどないため、

「骨壷にも種類があるの?」と思われる方も

いらっしゃるかもしれません。

実は骨壷には、大きさや素材、色、デザイン

など、さまざまな種類があります。

一般的な白い骨壷

多くの方が骨壷と聞いて思い浮かべるのが、

白い陶器で作られたシンプルな骨壷でしょう。

落ち着いた白色で、宗派を問わず広く使われて

います。

同じ白い骨壷でも、表面に模様が入ったもの

や、光沢のあるものなどがあります。

美しい絵柄の骨壷

最近では花や桜、山や海などが描かれたもの、

色鮮やかな模様が施されたものなど、さまざま

な骨壷があります。

故人様がお好きだった花や色を選ばれる

ご家族もいらっしゃいます。

骨壷も棺と同じように、「その人らしさ」を

考えて選ぶ時代になってきました。

素材にも違いがあります

一般的には陶磁器製が多いですが、大理石など

の石で作られたもの、金属製、ガラス製、木製

など、さまざまな素材の骨壷があります。

素材によって重さや質感、雰囲気も大きく

変わります。

骨壷の大きさにも種類があります

骨壷には、いくつもの大きさがあります。

そして興味深いことに、使用する骨壷の大きさ

には地域による違いがあります。

火葬後のご遺骨を基本的にすべて納める

地域では、比較的大きな骨壷が使われます。

一方、ご遺骨の一部を拾って骨壷へ納める

「部分収骨」の地域では、小さめの骨壷が

使われます。

つまり日本では、火葬後の収骨方法そのもの

にも地域差があるのです。

分骨用の小さな骨壷

ご遺骨を二つ以上に分けて納める「分骨」の

ために、小さな骨壷を使用することもあり

ます。

例えばお墓とは別に、故郷のお寺へ納めたり、

ご家族が手元で供養するために一部のご遺骨を

残したりする場合です。

現在では、手のひらほどの小さな骨壷もあり、

「手元供養」という新しい供養の形も広がって

います。

骨壷は大切な人のご遺骨を守るもの

棺が故人様の「人生最後のお部屋」だと

すれば、骨壷は火葬を終えた後、大切な

ご遺骨を守り、お墓や納骨堂へとつないでいく

大切な器です。

昔は白くてシンプルな骨壷が当たり前でした

が、現在では供養の形が変化し、骨壷の種類も

増えてきました。

ただ、どれだけ時代が変わっても、変わらない

ものがあります。

それは、大切な人を大切に納めたいという

ご家族の気持ちです。

骨壷は決して単なる「ご遺骨を入れる器」 

ではありません。

そこには、故人様とのたくさんの思い出と、

残されたご家族の「これからも忘れない」と

いう想いが、静かに納められているのだと

思います。

感謝。


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