Skip to main content

ブログ

ホーム ブログ 「ありがとう」「また会おうね」「忘れないよ」

「ありがとう」「また会おうね」「忘れないよ」

以前、あるお通夜の席で、ご住職からとても

心に残るご法話をいただきました。

ご住職は参列された皆様に、こう切り出され

ました。

「皆様へ、お坊さんから三つお願いがあり

ます」

一つ目は、故人様に「ありがとう」と言って

あげてください。

「あなたが居てくれたから、今の私たちが

居ます。

今日まで本当にありがとう」

人と人とのご縁は、決して当たり前ではあり

ません。

親子として、夫婦として、家族として、友人

として出会い、同じ時間を過ごせたこと。

そのご縁への感謝を込めて、「ありがとう」

と伝えるのです。

二つ目は、「また会おうね」と言ってあげて

ください。

ここに居る私たちも、早いか遅いかは分かり

ませんが、いつか必ず人生を終える日が

来ます。

だから、「少し先に行って待っててね。

僕も、私も、いつか必ず逝くから。 

その時は、また会おうね」

そう約束してあげてください。

そして三つ目は、「あなたのことを忘れ 

ないよ」と伝えてあげてください。

本当なら百回忌までご供養してあげたい。

けれど五十回忌はおろか、三十三回忌さえ、

自分の命があって勤められるかは分かり

ません。

では、いつまでなのか。

「私の命がある限り、あなたのことを忘れ 

ないよ」それでいいのではないでしょうか。

「ありがとう」

「また会おうね」

「忘れないよ」

この三つを故人様と約束しながら、

「それでは皆様、合掌、礼拝をもちまして、 

通夜の儀を閉じさせていただきます」

合掌……

礼拝。

長年、葬儀に携わっていますが、今でも心に

残っているご法話です。

人は亡くなれば、姿を見ることはできなく

なります。

しかし、共に過ごした思い出までなくなるわけ

ではありません。

別れの言葉は、「さようなら」だけではない。

「ありがとう。

また会おうね。

あなたのことを忘れないよ」

そんな送り方があってもいいのではない

でしょうか。

心に残る、ありがたいご法話に、感謝。

感謝。


ご葬儀や費用のこと、
お気軽にお問い合わせください
急を要する場合や、
些細な質問でも構いません。
先ずは、ご連絡ください。