葬儀が終わり、ご自宅へ帰ってこられた
ご遺骨。
そこで時々いただく質問があります。
「遺骨は、いつまで家に置いていても大丈夫
ですか?」
「四十九日までに納骨しないといけないの
では?」
「一周忌まで置いていても大丈夫?」
「ずっと自宅に置いておくことはできるの?」
初めて経験される方なら、分からなくて当然
です。
実は、火葬したご遺骨について、「亡くなって
から何日以内に必ずお墓へ納骨しなければなら
ない」という全国一律の期限が法律で決められ
ているわけではありません。
仏式では四十九日や一周忌などの法要に合わせ
て納骨される方が多くいらっしゃいますが、
これは一つの目安です。
ご家族のお気持ちや、お墓・納骨堂の準備など
によって時期はそれぞれ違います。
最近では、「もう少しそばにいてほしい」
「家族みんなが集まれる日に納骨したい」
「まだお墓を決めていない」
という理由で、しばらくご自宅でご遺骨を
安置される方もいらっしゃいます。
大切なのは、周りから
「もう納骨した方がいいよ」
と言われたからといって、焦って決める必要は
ないということです。
大切な人を亡くした悲しみの受け止め方も、
時間の流れ方も、人それぞれです。
ご家族が納得できる時に、「そろそろ納骨
しようか」と話し合って決められてもよいの
ではないでしょうか。
ただし、納骨するときには前回のブログで
ご紹介した火葬後の大切な書類が必要になり
ます。
葬儀後に受け取った書類は、納骨まできちんと
保管しておきましょう。
葬儀が終わったあとにも、「納骨はいつ?」
「法要はどうする?」
「お墓がまだない場合は?」
など、分からないことはたくさん出てきます。
そんな時も遠慮なく葬儀社へご相談ください。
葬儀は、大切な方を送り出したらすべて終わり
ではありません。
その後のご家族に寄り添うことも、私たち
葬儀社の大切な仕事です。
そして、納骨する日が少し先になったとして
も、大切な方を想う気持ちに期限はあり
ません。
ご家族にとって一番納得できる形で、大切な
方との時間を過ごしていただければと思い
ます。

感謝。