お葬式には、普段の生活ではほとんど目にする
ことのない書類があります。
その一つが「火葬許可証」です。
ご家族が亡くなられると死亡届を市区町村へ
提出し、火葬するために必要な手続きを行い
ます。
では、この火葬許可証。
火葬が終わったら、もう必要ないのでしょう
か?
実は、そうではありません。
火葬が終わると、火葬したことを証明する
記載がされた書類が返されます。
一般にこれが、その後お墓や納骨堂へ納骨する
ときに必要となる「埋葬許可証」と呼ばれて
いるものです。
そのため、「まだ納骨の日を決めていない」
「四十九日が終わってから納骨したい」
「しばらく自宅でお骨を安置したい」
という場合でも、大切に保管しておく必要が
あります。
ところが葬儀が終わった直後は、ご家族も
心身ともにお疲れです。
役所関係の書類、葬儀関係の書類、領収書
など、短期間にたくさんの書類を受け取り
ます。
「これは何の書類だったかな?」
となってしまうことも珍しくありません。
特に大切な書類については、処分する前に
一度確認されることをおすすめします。
そして、もう一つ覚えておいていただきたい
ことがあります。
お葬式は、火葬が終わればすべて終わり、と
いうわけではありません。
納骨、法要、遺品整理、相続など、その後にも
さまざまなことがあります。
初めて経験される方にとって、分からない
ことがあるのは当然です。
「こんなことを葬儀社に聞いてもいいの
かな?」
そんな心配はいりません。
分からないことがあれば、遠慮なくお尋ね
ください。
葬儀が終わったあとも、ご家族が安心して
一つひとつ進めていけるよう、お手伝いする
ことも私たちの大切な仕事だと思っています。
今日の豆知識。
火葬後に返される大切な書類は、納骨まで
なくさないように保管しておきましょう。
少しでも覚えておいていただければ、いざと
いう時にきっと役立つと思います。

感謝。