最近、どこへ行っても「忙しい」という言葉を
よく耳にします。
「毎日忙しくて大変です」
「忙しくて休む暇もありません」
「忙しくて、なかなか時間が取れません」
確かに、仕事に家事に人付き合いと、毎日やる
ことはたくさんあります。
しかし、よく考えてみると不思議なものです。
昔に比べて、世の中は随分便利になりました。
洗濯は洗濯機がしてくれます。
掃除はロボットがしてくれる時代です。
買い物だって、わざわざお店に行かなくても
済みます。
それなのに、なぜか昔より忙しくなったように
感じます。
便利になれば時間に余裕ができるはずなのに、
空いた時間には、また別の予定が入ってき
ます。
人間というのは、なかなか面白いものです。
そして、もう一つ気になることがあります。
それは「忙しい」という言葉が、時として何か
を断るための便利な言葉になっていること
です。
もちろん、本当に忙しい方もたくさん
いらっしゃいます。
ただ、どれほど忙しくても、自分の好きなこと
には不思議と時間を作れるものです。
好きなテレビを見る時間。
趣味を楽しむ時間。
気の合う仲間と話す時間。
時間がないと言いながら、気がつけば
スマートフォンを長い時間眺めていた、
なんてこともあります。
結局のところ、時間があるかないかだけでは
なく、何に時間を使うのかが大切なのかも
しれません。
一日は誰にとっても24時間です。
お金は使えば減りますが、時間は使わなくても
減っていきます。
そして、過ぎ去った時間を取り戻すことは
誰にもできません。
そう考えると、ただ忙しく一日を終えるのは、
少しもったいない気がします。
仕事を頑張ることも大切です。
しかし、時には何もしない時間があっても
良いのではないでしょうか。
人生は、どれだけ忙しく過ごしたかを競うもの
ではありません。
一日の終わりに「ああ、今日も良い一日
だった」と思えること。
そんな毎日を、一日でも多く重ねていきたい
ものです。
忙しさに追われる人生よりも、自分の時間を
大切にできる人生でありたいですね。

感謝。