最近、どこへ行っても耳にする言葉――
「なんでもかんでも高くなったね」
野菜も、お米も、電気代も、ガソリンも。
気づけば、いつもの買い物かごの中身が少なく
なり、出ていくお金は増えている。そんな実感が
ある方も多いのではないでしょうか。
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■ 葬儀業界にも、物価高の波
私たちのような葬祭業も、例外ではありません。
生花、供物、棺、霊柩車の燃料、会館の電気代、
紙類、ドライアイス…。
見えないところで多くの物が値上がりしています。
ある取引業者さんは、「去年まで1個500円だった
品が、今年は750円です」
と、申し訳なさそうに話してくれました。
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■ 値上げか、踏ん張るか
では、どうするのか。
当然、値上げをすれば帳尻は合います。
でも――
お客様にとって、大切な人を送る「その時」に、
金額で不安になってほしくない。
そんな想いが、私たちにはあります。
だから私たちは、ギリギリまで企業努力をして
います。
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■ 一部値上げ、それでも「価格以上の価値」を
とはいえ、すべてを吸収し続けるのは現実的に
厳しい状況です。
一部の商品やプランについては、やむを得ず
価格を見直しました。
けれど、それでも内容の手抜きは一切しており
ません。
例えば、価格は少し上がっても、
•お花は以前と変わらず美しく
•スタッフは丁寧に、誠実に
•会館は清潔で落ち着いた空間を
変わらずご提供できるよう、工夫を重ねています。
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■ お客様に支えられて、いまがある
この時代に、企業として生き残るのは容易では
ありません。
でも、私たちがここに在るのは、お客様一人ひとり
の支えがあったからこそ。
だからこそ、これからも「価格以上の価値」を届け
ていくことを、誓います。
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まとめ:
物価は上がっても、私たちの想いと姿勢は変わり
ません。
大切な人を送るその時に、安心して頼って
いただける存在でありたい。
これまでも、そしてこれからも――。

感謝。