こんにちは。トワ家族葬ホール岩国です。
長年、葬儀の仕事をしていると、本当に
さまざまな質問をいただきます。
「お布施はいくら包めばいいの?」
「お通夜には何を持って行けばいいの?」
「家族葬には、どこまで呼べばいいの?」
こうした質問には、できる限り分かりやすく
お答えしています。
ところが、私たち葬儀社にも、簡単には答え
られない質問があります。
それは、「普通はどうするんですか?」
という質問です。
実は、この「普通」という言葉が、なかなか
難しいのです。
例えば、家族葬。
親戚をどこまで呼ぶのが普通なのか。
お通夜をするのが普通なのか。
お葬式には、いくらかけるのが普通なのか。
世間には、いろいろな「普通」があります。
しかし、100のご家族があれば、100通りの
事情があります。
親戚が多いご家庭もあれば、ほとんど
お付き合いのないご家庭もあります。
盛大に見送ってほしいと願う方もいれば、
静かに送ってほしいと願う方もいらっしゃい
ます。
そして、葬儀の費用についても、考え方は人
それぞれです。
私たちが大切にしているのは、世間の「普通」
に合わせることではありません。
そのご家族にとって、何が一番ふさわしい
のか。
そこを一緒に考えることです。
以前は、ご近所や親戚の目を気にして、葬儀の
形を決めることも少なくありませんでした。
しかし、時代は変わりました。
今は、ご家族の希望を大切にするお葬式が
増えています。
私は、それでいいと思っています。
お葬式に、他人の採点表はいりません。
立派な祭壇だから100点。
参列者が少ないから50点。
そんな点数の付け方は、どこにもないのです。
小さなお葬式にも、大きなお葬式にも、
それぞれの意味があります。
大切なのは、周囲にどう見られるかではなく、
ご家族が納得してお見送りできることでは
ないでしょうか。
もし、葬儀のことで迷ったときには、どうぞ
遠慮なくお尋ねください。
「普通はどうするんですか?」でも、もちろん
構いません。
ただ、その後にもう一つだけ、お聞きしたい
ことがあります。
「皆さんは、本当はどうされたいですか?」
その答えを、一緒に探していくことも、私たち
葬儀社の大切な仕事なのです。

感謝。